永住者ビザの許可申請(5)

永住者ビザの申請は、その理由を考えて、立証していく必要があります。書類を集めて提出するだけでは不許可になります。また書類も必要に応じて柔軟に用意していかなければなりません。そのため、公開されている必要書類一覧は最低限の必要書類と考えるのが通常です。

永住者ビザの申請には理由書が必要です。実際、外国人がご自分で永住者ビザを申請して不許可になった方から依頼を受けることも多くあり、外国人がご自身で作成した理由書を見ることがあります。この理由書の作成の仕方にも問題が多く見受けられます。

理由書は、日本語で記載します。多くの不許可になった外国人も、日本語で理由を記載します。ただし、不許可になった理由書は、理由を伝えているだけの文章がとても多いです。日本語で文章を書くだけでなく、日本人が納得して審査を通すような内容にしなければなりません。

理由書に記載する日本語の文法がどうであるかとか、美しい文章であるかどうかは最低限として必要です。しかし永住者ビザは許可であることから、理由を書くだけでなく、説得し、共感し、許可を交付するのに妥当であると認めさせる理由書をつくる必要があります。永住者ビザを取得したい方や、自分で永住者ビザを申請して不許可になった方は、専門家に相談することをお勧めします。

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